私たちとお客様との対談

 

イタリア菓子の良さを印象的に伝えたい。
ファサードを見て感じていただけるお店に。

対談者:斉藤 雅和さん(パティシエ)

PASTICCERIA Egoistica

イタリア菓子専門店 / パスティッチェリーア・エゴイスティカ

PASTICCERIA Egoistica|パティシエ 斉藤 雅和さん

普通の洋菓子店にはしたくない。それは、
「イタリア菓子」を知ってほしかったからです。

PASTICCERIA Egoistica

開業時のお店への思いやイメージを聞かせてください。

rosetta 柴田
(以下、柴田)
rosettaがお知り合いの店舗を手がけたことから、今回、エゴイスティカさんの開業のお手伝いをさせていただくことができて、うれしく思っています。

斉藤さん
(以下、敬称略)
初めての開業なので、まずは同業者のお店を参考にしながらイメージをふくらませていたんですね。そんな中で知人のお店がとても洗練されたいい感じで、そこを手がけられたのがrosettaさんだと聞いたことから、柴田さんを紹介してもらいました。そして、お会いしてお話をした時に、インスピレーションで「この人にお任せしよう!」と決めました。

柴田間のデザインイメージや、どんなお店をめざしているかなども伺って、私自身もぜひ協力させていただきたいと思ったので、そういってもらえてとても光栄です。

斉藤小さな区画ですが、製造と販売、飲食ができること、店内が外からもなるべく見えるように、また、何のお店かを大きなサインや看板ではなく雰囲気でわかるようにしてほしい。とにかく普通の洋菓子店にはしたくないなど、考えていることを出し切るように、たくさんリクエストさせていただきました。無理難題も含まれていて、可能かどうかもわからないままでしたが、熱心に話を聞いてもらえて好印象でした。

柴田ありがとうございます。どんな風にカタチにするかが私たちの仕事なので、漠然とした話ではなく、とても具体的にご要望を聞かせてもらったので、イメージが広がりました。いくつかアイデアも思いつていたんです。

斉藤洋菓子店の中でもイタリア菓子専門店は比較的ニッチな存在です。イタリアのデザートといえばティラミスくらいは思い出してもらえるかもしれませんが、どのお菓子も一度食べたらファンになる方が多いので、イタリア菓子を知ってもらえる場所にしたいという思いがありました。

柴田私もお店づくりに携わりながら、イタリアの伝統的なお菓子がこんなにいろいろあるのかと知りました。たくさんの人に届けたいという思いを共有させてもらって、お話を伺っている時間は有意義でした。どんなお店にするかのイメージをふくらませている時もとても楽しかったです。

店舗設計と施工だけでなくすべてをお任せ。
各種ツール制作も同時進行でスムーズでした。

PASTICCERIA Egoistica

rosettaに任せてよかったと思うことはありますか。

柴田ご相談いただいてからオープンまでが約10ヵ月。リクエストも具体的でしたが、一つずつのご提案に対しての回答も早くて、とてもスムーズに気持ちよく進行することができました。

斉藤こちらこそ、店舗の敷地面積がかなり小さいので、希望がすべてかなえられるとは思っていなかったんですが、伝えたイメージを具現化してもらうことができました。図面ではわかりにくいところはスケッチを描いて見せてもらったのでイメージしやすく、不安なくお任せすることができたんです。普通の洋菓子店にはしたくないということで一番こだわった外観についても、自然な流れでデザインが決まりました。他にはないオリジナリティの高い仕上がりで、とても満足しています。また、壁面にミラーを多用して視覚的に広がりを出し、狭さを解消するというアイデアは本当に素敵でした。

柴田あーよかったです、そういってもらえて。ミラーを採用することについては、敷地を見せてもらった時に思いついていたんです。

斉藤柴田さんには、お店のコンセプトも一緒に考えてもらいました。お任せしてよかったことは、店舗設計や施工と並行して、コンセプトに基づいたロゴデザインやWebサイト制作も進めてもらえたことです。全体的に統一感をもたせて仕上げることができました。どれも一度提案してもらったものが大きく変わることなくイメージ通り。お店の顔となるロゴデザインはいい感じで、とても印象に残るとお客様にも好評なんです。

ギフトなどの需要にも応えていけるよう、
少しずつ準備を進めたいと考えています。

PASTICCERIA Egoistica

エゴイスティカの「これから」をお聞かせください。

柴田オープンからお店に通ってくださるお客様もいらっしゃるようで、イタリア菓子の認知度も人気も着実に上がっていますね。

斉藤おかげさまで、本当にありがたいです。近隣の方々にもよく来店していただき、売上も毎年少しずつ伸びています。地元の方がよく利用する生活道路に面しているので、大きなサインや看板がなくてもお店の雰囲気を気に入ってくれた方が、気軽にのぞいてリピーターになってくださるんですよね。

柴田それは本当によかったです。その後、使い勝手や動線など、改善したいところはありますか。

斉藤特に気になるところはないんですが、あえていうなら、ガラスやミラー面が多いので、少し掃除が大変です(笑)。でも、そこは逆に考えて、いつも綺麗にしなければという気持ちにさせてくれるので、お店を清潔に保つための糧になっていますよ。

柴田なるほど、実は、そこが気になっていたところでもあるので、そういう風にご理解いただいていて、ほっとひと安心です(笑)。では、最後に今後の展望を伺ってもいいですか。

斉藤お店のコンセプトが変わらないので、これからもイタリア菓子を楽しんでいただきたいという気持ちに尽きるのですが、もっと多くの方に味わっていただければと思うので、ギフトなどの需要にも積極的に応えていきたいと考えています。そのために、生産体制や商品力、パッケージデザインなども準備したいと思っています。ぜひまた相談にのってください。

柴田もちろんです。こちらこそお願いします。本日はお忙しいところお時間をいただきありがとうございました。

Client

PASTICCERIA Egoistica|イタリア菓子専門店
大阪府大阪市平野区背戸口2-7-12
http://dolce-egoistica.co.jp
06-7893-8510
パティシエ 斉藤 雅和さん

- Memo -

PASTICCERIA Egoistica(パスティッチェリーア・エゴイスティカ)は、大阪市平野区にあるイタリア菓子の専門店。シチリアの伝統菓子「カンノーリ」、ナポリ名物の焼き菓子「ババ」、おなじみ「ティラミス」をはじめとするさまざまなお菓子の他、パンも品ぞろえに加え、美味しいエスプレッソとともに楽しめるカフェスペースも備えています。
関西においてイタリア菓子を専門に扱うお店は数が少なく、来店された方の口コミなどで評判が広がり、確実にファンを獲得してこられました。
一度味わったらファンになる、この美味しさを知ってもらえる場所にしたい。そんな思いのもと2017年に開業したエゴイスティカ。私たちrosettaは、空間デザインや各種オープンツールの制作をお手伝いをさせていただきました。